タイミング逃せば どうにもなんない

語彙力がないヲタクの戯言

大好きだった彼が辞めた話

私にこの件を語る資格はない。
そう思って、もう触れるのも辞めておこうと思いました。
でも無理でした。大切な大切な存在だったから。

これから私は重く、しかし薄い話をダラダラとする。
苦手な方はこのページを閉じることをオススメする。






2014年2月上旬

昔のツイートのログや画像フォルダを見る限り、この頃だった。
当時おそらく、かっこいいなと思っていた田中樹が出ている番組だからか、放送内容が気になったかどちらかの理由で、Rの法則を見ました。
もう全然覚えていないので憶測でしかないけれど、すぐに可愛い!この子気になる!と思ったのだと思います。毎日Rの法則を録画するようになりました。


元々知っていたのかRの法則を見て初めて知ったのか、それも今となってはわからないけれど、
2014年2月22日、この日から私の画像フォルダに彼も加わり始める。それはもうものすごい勢いで。


「お前、カワイイな。」と言うセリフを隣にいる距離と2mの距離でいうシチュエーションを演じ、
キャラ的にどっちが自分にあってる?と聞かれ「100mくらい欲しいです」といった彼が可愛くて可愛くてたまらなかった。*1

公式写真もすぐ買った。雑誌も探した。事務所から推されているわけではない彼はなかなかいなかったけど。



初めてだった。
6,7年ジャニーズを応援してきて、担当である知念侑李以外にこんなにハマることが。
知念くん以外の写真をジャニーズショップで探すのも、知念くん以外のジャニーズがこんなに自分の画像フォルダにいることも。
ゆくゆくは担当になるんだと、私も、そのハマり具合を見ていた姉や、周りの友達もきっとそう思っていた。





そんな私に転機が訪れる。







2014年4月26日

神山智洋くんに堕ちました。
デビュー問題でゴタゴタしていた頃、SHARKとまいジャニ*2を見て心が揺れていた私は
『なにわともあれ ほんまにありがとう』*3に行き、神山くんに堕ち、初めて多ステをする。


神山くんは彼とは違い、デビューしたタイミングというのもあり、露出が多かった。
それを追う毎日は充実していてとても楽しかった。
昔の映像もたくさん見たし、知念くんのために買い揃えた雑誌も片っ端から読み漁った。
当時クラスメイトで行動を共にしていた友達も、中間淳太くんに堕ち、ジャニーズWESTの素晴らしさを共感できる日々がとてもとても楽しかった。


私の画像フォルダは神山くん一色に染まっていった。神山くんを追うことに必死だった私はいつの間にか彼を追わなくなった。



神山くんにこんなにハマれたのは、彼が知念くん以外の世界も見せてくれたおかげだと思うし、あれ以来いろんな人が魅力的に見えるようになって今はクソDDをしている。
彼にハマらなかったらこんなに素敵なJr.の世界ハマっていなかったかもしれない。

彼は私に大切なきっかけをくれた人でした。


露出やファンが決して多くない、そして私の周りに応援している人はいなかったので、追わない彼の情報は一切入ってくることはなかった。

その後関西Jr.にどっぷりハマる私は、松竹座に来る彼の見学情報と、関西Jr.のことが書いてあるR'sブログを見るだけだった。*4






2016年12月31日

初めて彼を生で見ました。
ハマってから追わなくなるまでの間に現場がなかったこともあり、東の現場に足を運ばなかった私にとって、この日は彼を初めて生で見た日でした。
もしかしたらどこかバックでお会いしてるかもしれないけれど、意識的に見て認識したのはこの日が初めてだった。

この日は『Hey!Say!JUMP DEAR.2016-2017』のために初東京ドームを訪れた私。
東京ドームのスクリーンに一人抜かれるトランペットを持った男。それが彼でした。
全身に鳥肌が立ったし、びっくりしたし、涙をこらえるのに必死だった。

BESTコーナー、7コーナーが終わった後全員曲になるまでの繋ぎ、もちろん分かってた。
ただ、Jr.コーナーがないこの公演でJr.の1番の見せ場は間違いなくここだった。
その見せ場で先頭で堂々とトランペットを吹きながら行進してくる彼、その後に続くJr.たち。センターにいる彼。
私の見てきた彼は、誰かのバックだったり、誰かのサイドでトランペットを吹いていたり、
そんな彼が、先輩のバックで繋ぎとはいえ、東京ドームのセンターに立つ姿を見て本当に鳥肌が止まらなかった。純粋に嬉しかった。
贔屓目なしに、彼の一人舞台だったよ。最高にカッコよかった。初めて見る姿があれで私は本当に幸せだった。


そしてこの日は彼を生で見る最後の日でもありました。






そして2018年4月1日。
彼は3月31日付で事務所を退所したことをTwitterで公表しました。




「あぁ、そうか。」と割と受け入れてしまった自分がいたのも事実。
頭が真っ白になったのも事実。


でも冷静でいられたのは、きっと、大好き″だった″から。






私は事務所を去った人がTwitterをするのが嫌いでした。今まで応援していた子もTwitterで見た途端、好きという感情がなくなってしまうくらいに。
今まで応援してくれていたファンからの承認欲求に満たされているタレントが大嫌いでした。そんなにチヤホヤされたいんなら辞めんなよ、と。
辞めジュとして守るべきマナーを弁えている人、本当にいない。一握りもいない。



彼の最初のツイートには写真が4枚ありました。本人のTwitterだよって証拠のような自撮り4枚の写真。4枚中3枚はRとトランペットの写真でした。大好きなんだろうな、彼にとって本当に大切なものなんだな。そう感じる写真でした。


なんでこんなに盛れてる写真持ってくるの。最後に保存しちゃったじゃんか…(笑)

彼の最初のフォローもRの法則公式アカウントなんだよ。どんだけ好きなんだよ。涙出るやんかこんなん。



最後に彼は「ごめんなさい」そして「ありがとうございました」を言ってくれました。
あの文章は、139/140 文字で。1番伝えたいこと伝えられること伝えるべきことを何度も何度も文章を考えてあのツイートを送信したんじゃないのかなって。
ああ、応援しててよかったなって、初めて辞めた子のTwitterを見て思いました。


そんな彼がやっぱり大好きだったなと今でも思います。



ただ、私の中の理想の彼の姿があって、1ツイート目はその理想通りの姿だったけれど、その後のツイートで「あれっ?」と思うことがありました。数時間後、そのツイートは消されていました。彼も気づいたのかと思います。

私は彼を大好き"だった"綺麗な記憶のままにしたいので、もう事務所を去った彼を追うことはありません。自分からツイートを追うのも終わりにします。TwitterInstagramもフォローしません。好きなまま終わりたいから。
そしてもし、いつか偶然見かけた時の彼が素敵な人だといいな、と思います。



こんなブログを書いている最中、また一人ジャニーズ事務所を去る決意を露わにした人がいます。


デビューしたって永遠じゃない。また今日それを改めて認識しました。だけど私は彼らをデビューさせたい。
ジュニアも私たちも永遠を信じるから。その永遠に近い形がデビューだと思うから。

アイドルが、今が、永遠じゃないなんて知ってる。いや、知ってるつもりになってる。でも私たちはそんなこと頭の片隅にやってしまって、いつだって永遠を信じてる。







お疲れ様でした。今までありがとう。
大好きだったよ、石田直也くん。
そして誕生日おめでとう。

君のした決断がどうか正しいと思える未来でありますように。

2018.04.15

*1:2014.02.06 放送 Rの法則 「イケメン学」にて

*2:2014.01.26 放送 まいど!ジャーニィ〜 「カミトモニシ」

*3:2014.04.26-05.06 大阪松竹座、2014.05.新橋演舞場 にて公演

*4:今思えばこの春は見学に来なかったなぁ